共働き夫婦は、単身に比べ、収入が単純に2倍!
生活費も2人分だと安く済むし、お金はドンドン貯まる。はずなのに。。。
「2人分のお給料は入ってきているのに、貯金がなかなか貯まらない。むしろ赤字。」
「年々お給料は上がっているはずなのに、貯まる方は全然。。。」
「贅沢な生活なんてしてないのに、どうして」
「これから先の支出や、老後の事を考えると不安。どうしたら。。。」
この記事では、そんな悩みを持つ方に向けて、共働き夫婦がお金が貯まらない原因、それに対する対策法を具体的に紹介していきます。
2人でよく話し、実践していただければ、必ず、家計は改善します。
原因
収入支出の把握ができていない
毎月、どれだけお給料が入ってきたのか、何にいくら支出したのか。把握できているでしょうか。これができなければ、お金は貯まりません。
財布にお金がある状態で、どれだけ使ってよいのかが分からななければ、無くなるまで使ってしまいますよね。
多くが、自分の収入は把握しているけど、相手の収入や支出は把握していません。
これでは、お金は湯水のごとく、流れ出てしまいます。
夫婦でお金の話をしない
そもそも、収入支出の把握ができない理由が、夫婦でお金の話をせず、お互いの収入や口座に干渉していないから。
単身の時は、1人で生活する必要があった為、自分で管理できていたと思います。
ですが夫婦2人になり2倍の収入になってからお互いのお金事情に干渉する事をやめたらどうでしょう。
家計の支出が把握できず、お互いいくら使ったかもわからない。これでは1つの家計がうまくいくはずがありません。
干渉しないという事は、お互い、家計のうち半分を放棄しているという事。これでは1つの家庭として、うまくいくはずがありません。
生活費以外の収入をお互い自分の事に使っている
夫婦別のお財布で管理している家庭に多いのがこれ。
生活費は入れているから、給料で残ったお金は全て自分のもの。
夫婦がお互い同じ事を思っていては、収入は2倍でも支出が2倍。
絶対に貯まる事はありません。
余裕があるはずと思いこんでいる
単身の時に比べ、収入が2倍!これが頭にある事で、
「少しくらいお財布を緩くしてもまだ余裕があるはず。」
「2人で稼いでるし、何とかなるだろう。」
この間違った考えが、お金に対してルーズになり、少しずつ支出が増えて、貯まらない原因になります。
共働き夫婦でしかもお互い干渉しないとなると、家庭にいくらお金が残っているかも分からない為、支出のムダがドンドン増えていってしまいます。
対策
夫婦でお金の話をする
まずはここからスタート。
家計の話を、夫婦でしましょう。
家計に無関心では絶対にお金は貯まっていきません。
1人が家計を考えてもムリです。
夫婦2人が同じ考えを持って、1つの家計を考えていく事が大事。
考えを一致させて2人で家計を見直す為にも、まずは夫婦でお金の事を話す機会を作りましょう。
収入・支出を把握する
家計に悪いところがあっても、把握できなければ対策が打てません。
いくら手元に入ってきて、どれだけ使ってて、どれだけ残っているのかを、把握しましょう。
どちらか1人が把握できていてもダメ。
1つの家庭として、どれだけ収入支出があるかどうかを、夫婦2人が把握する事が大事です。
まずは、1ヶ月でいいので、収入・支出を細かく把握してみましょう。
1ヶ月の給料、1日に使ったお金、月々引き落とされているお金。残っているお金。
レシートやクレジット明細、銀行口座の通帳を確認し、
1ヶ月で家計がどのように動いているかを把握しましょう。
把握できれば、ムダが必ず見つかるはずです。
支出を減らす
支出が把握できたら、無駄な支出を減らしましょう。
貯金は、収入 ー 支出 です。
収入を1万円増やす事と、支出を1万円減らす事を考えた場合、どちらが楽にできそうでしょうか。
ほとんどの方は、支出を減らす事の方が楽だと思います。
支出を把握できると、ムダなものが必ずあるはず。
フラっと立ち寄ったコンビニで買ったコーヒーやデザート。
ショッピングの最中、何となく買ったけれど使っていない雑貨。
スマホをいじりながら、何となくポチってしまった洋服や小物など。
その時はほしいと思って買ったけれど、実際そこまで必要じゃなかったなあと思われるものについては見直し、翌月からの改善につなげましょう。
「せっかく2人で頑張って働いているのに、そんなケチケチした生活送りたくない!」
「節約生活なんて、窮屈で我慢できない!」
「今の生活レベルは下げたくない!」
そんな方は、生活レベルを下げずに1ヶ月3万円の節約に成功した体験談を書いていますので、こちらを是非、参考にしてください。再現性は、かなり高いです。
目標を決める
貯金する目標金額を2人で決めましょう。
収入・支出が把握できたら、お金の流れが分かってきます。
これだけでも貯金はできるようになってきますが、更にもう一歩進んで、貯金する具体的な金額を決めるのです。
生活で残ったお金を貯金するよりも、目標を決め、意識して生活する方が、より具体的に、効率よく貯金ができるようになります。
先取り貯金
月末に残った金額を貯金するのではなく、最初に目標金額を貯金してしまいましょう。
「目標は決めたんだけど、つい使い過ぎてしまって。」
「毎日意識して生活するのはちょっとしんどい。」
そんな方は、この方法ををおすすめします。
給料が振り込まれたら、すぐに目標金額を引き出し、別の口座に移し替えてしまいましょう。
また、自動的に引き落としてくれるシステムもあるのでそちらが楽でおすすめです。
ボーナスは、貯める
思い切ってガッツリ全額を貯金に回しましょう。
半年に1度、1年に1度のご褒美。
普段使えない程の金額が振り込まれます。
そんな時こそ財布のヒモは緩みがち。
半年に1度だから、1年に1回のご褒美だから。
と、ついムダな買い物をしてしまいます。
せっかく毎日考えて行動しているのに、その行動が全て水の泡になってしまいます。
ボーナス=普段買えない特別な物を買うという概念は捨てて、賢く考え、行動しましょう。
どうしても欲しい物がある場合は、普段からその金額を積み立て、そのお金が貯まってから購入するようにしましょう。
まとめ
以上、お金が貯まらない原因、解決法をご紹介してきました。
全ては私も実践している事であり、実際家計は赤字にならずに貯金する事ができています。
一番大事な事は、2人の事は2人で責任を持って決める事です。
今後を安心して過ごす事ができるよう、今、しっかりと話し合い、お金の不安を解消していきましょう。
この記事を読んで、1人でもお役に立てたら、幸いです。
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