妻のつわりが辛そう。。。
ご飯全然食べれてない。。。少しでもいいから、食べられる物を食べてほしい
どんなものなら、食べられるの?
奥様のつわり、キツそうですよね。。。見ていて辛いです。一日中起きていて気分が悪い、常に眠たい、食事ができない、飲み物も飲めない。こんな状態が2ヶ月以上、ひどい方はもっと長く続きます。
こんな時こそ、僕たち旦那の出番!
愛する奥様を、できるだけ負担軽減してあげることが大事です。
つわり中に取るべき気遣いや行動は、こちらで詳しく書いていますので、参考にしてください。
その中でも特に大事なのが、食事。
つわり中でも、少しでも食事をしてほしいですよね。
そこでこの記事では、つわり中の嫁ちゃんに僕が実際作った食事を紹介していきます。
色々作った中から、つわり中でも食べられたものをチョイスして挙げました。
つわり中の奥様をサポートしたい、全ての旦那さんに役に立つ記事となっていますので、是非最後まで読んでいってください。
つわり中の食事について
赤ちゃんの分まで食べないと
とつい奥様に言ってしまいがちですが、逆に食べ過ぎはNG。
吐き気と戦いながらなので、食べられる量も限られてきます。
- 時間帯を気にせず、食べたいときに食べるちょびちょび食べ、
- 今食べられる物を少しずつたべるつまみ食い
が良いです。
キツイ時には、食べられる時に、食べられる物を、食べられるだけ
で十分です。
最低限、水分を摂る事ができれば、大丈夫。
わざわざ重たい水を買って飲むのも大変なので、ウォーターサーバー等が家にあると、奥様、旦那様ともに安心ですよね。
この機会に、検討の余地ありです。
食べるのを避けるべき食材・栄養素
生もの
刺身・生肉・生卵・ナチュラルチーズ
妊娠中の体は免疫力が落ちやすくなっていて、普段感染しない菌にも感染するリスクが。
また、母体から胎児に感染するリスクもあるので、注意が必要です。
生肉は良く焼いてから、チーズは熱殺菌しているプロセスチーズならOK。
アルコール類全般・カフェイン
胎児にアルコール依存症や低体重児として出生してしまう危険性があります。
カフェインについては、3杯から4杯でなければ問題ないとされていますが、どうしても不安な方はカフェインレスのコーヒーや紅茶を飲むようにしましょう。
世界保健機関(WHO)は、2001年にカフェインの胎児への影響はまだ確定はしていないとしつつも、お茶、ココア、コーラタイプの飲料はほぼ同程度のカフェインを含んでおり、またコーヒーはその約2倍のカフェインを含んでいることから、妊婦に対し、コーヒーを1日3から4杯までにすることを呼びかけています。
出典:厚生労働省ホームページ(食品に含まれるカフェインの過剰摂取について)
ビタミンA
うなぎやレバーに多く含まれているビタミンA。
栄養豊富な食材だけれど、赤ちゃんの形態異常を引き起こす原因となってしまうので、食べ過ぎには注意しましょう。
ヒ素
妊娠していなくても、体に有害なヒ素。ひじきに多く含まれています。
でも、ひじきには妊娠中に必要な栄養素もたっぷり。
バケツ一杯食べたり、毎日ひじきしか食べない等、無茶な事をしないかぎり、大丈夫でしょう。
海藻中に含まれるヒ素によるヒ素中毒の健康被害が起きたとの報告はありません。また、ヒジキは食物繊維を豊富に含み、必須ミネラルも含んでいます。以上から、ヒジキを極端に多く摂取するのではなく、バランスのよい食生活を心がければ健康上のリスクが高まることはないと思われます。
出典:厚生労働省ホームページ(ヒジキ中のヒ素に関するQ&A)
ヨウ素
海藻類に微量に含まれていると言われるヨウ素。ネガティブなイメージを持たれがちですが、実は体に必要なミネラル。
体内で甲状腺ホルモンを合成する為に必要なんです。
しかも、赤ちゃんの骨や脳が正常に作られる為にも必要な、結構良いイメージのミネラル。
但し、摂り過ぎが注意。赤ちゃんの甲状腺機能に影響を及ぼす可能性が。何でも摂り過ぎには注意が必要です。
厚生労働省のHPにも、「必要です」という内容と、「摂り過ぎはダメですよ」という内容、両方がかかれています。
ヨウ素は、食品中に存在するミネラルです。体内で甲状腺ホルモンを合成するためにはヨウ素が必要です。このホルモンは身体の代謝をはじめとするさまざまな重要な機能を調節しています。また、甲状腺ホルモンは、妊娠・授乳期に胎児や乳児の骨や脳が正常に発育するためにも必要です。十分な量のヨウ素を摂取することは誰にとっても大切ですが、乳児や妊娠中の女性では特に重要です。
出典:厚生労働省ホームページ(「統合医療」情報発信サイト)
妊娠中、あるいは授乳中の母親によるヨウ素の過剰摂取が原因で、新生児もしくは乳児に甲状腺機能低下が生じることが知られている。
出典:厚生労働省ホームページ(ヨウ素 耐容上限量)
積極的に摂取したい食材・栄養素
たんぱく質:赤ちゃんの筋肉や血液を作ってくれる。肉のあぶらがダメならサッパリささみで赤ちゃんも安心。
鉄:妊婦さんが陥りやすい貧血を助ける。赤ちゃんに栄養を送る為、通常の1.5倍もの血液が増えるそうです。
葉酸:妊婦さんに必須のミネラル。赤ちゃんの細胞分裂を助けたり、脳の発育を助けます。先天性の障害を防ぐ為にも、意識して摂っていく事が必要。
カリウム:体の中から塩分を出してくれる効果が。妊娠中に8割が経験すると言われるむくみ。カリウムを積極的に摂取して、むくみ解消へ。
カルシウム:赤ちゃんの骨や歯を形成する為に必要な栄養素。
食物繊維:妊婦さんがなりやすい便秘を解消。
ビタミンC:免疫力アップ、抗酸化作用。妊娠中は一時的に免疫が下がってしまう為、ビタミンCで補う必要があります。また、ホルモンバランスが変わるためにシミができ安くなる事も。積極的に摂って、補いたいですね。
つわり中でも食べられたメニュー紹介
ここからは、僕が実際に作って嫁ちゃんが食べられたメニューを紹介します。
オシャレな料理ブログみたいに、盛り付けを凝って 光を当てて みたいなのができないし、手持ちのスマホで撮影しているので少々写りが悪いですが、ご了承ください。
あと、メニューのネーミングは、適当です。
ささみとオクラのポン酢ぶっかけ
ささみのサッパリ加減、オクラのちょっとネバネバ感、ポン酢の酸っぱさで、つわり中でも食べられる!
材料
ささみ 1パック
オクラ 1パック
大葉 1パック
みょうが 1パック
ポン酢 大さじ1杯
所要時間
5分
作り方
- ささみとオクラをゆでる
- 大葉とみょうがを食べやすく細かく刻む
- ゆであがった1を食べやすい大きさにカットしてお皿へ
- お皿へ2をパラパラと振りかけ、ざっと混ぜ合わせた後、ポン酢を掛ける
ポイント
ささみは良質なたんぱく質で、赤ちゃんの筋肉や血液を作るのに大切な栄養素。肉のあぶらがダメでも、これならしっかりとたんぱく質を摂る事ができます。
大葉はビタミン・ミネラルを多く含み、妊婦さんに必須な葉酸が含まれています。
みょうがにはカリウムが含まれていて、妊婦さんの8割が経験するというむくみの解消にもピッタリ。
塩分が気になる方は、減塩ポン酢なんかも売ってるので、そちらで。
食材の栄養素
ささみ:良質なたんぱく質
オクラ:葉酸・食物繊維・カリウム
大葉:葉酸・カルシウム・鉄
みょうが:カリウム・鉄・葉酸
詳しい栄養素の説明はこちら
山芋とオクラの大葉とみょうが乗せ
食欲がなくても、スルッと喉に入ってくれるので食べやすい!
材料
山芋 1本の半分
オクラ 1パック
大葉 1パック
みょうが 1パック
所要時間
3分
作り方
- 山芋を半分だけ擦りおろす
- 残りの山芋を角切りにする
- 大葉とみょうがを食べやすく細かく刻む
- 1,2を皿に入れて、3を振りかける
ポイント
ささみとオクラのポン酢ぶっかけの、ささみが山芋に変わっただけのメニュー。
食感を残す為、山芋を全部擦らずに半分角切りにしたのがポイントでした。
食材の栄養素
山芋:鉄分・食物繊維・カリウム
オクラ:葉酸・食物繊維・カリウム
大葉:葉酸・カルシウム・鉄
みょうが:カリウム・鉄・葉酸
詳しい栄養素の説明はこちら
無限キャベツ
ザクザク食感とシソの香りで、つわり中でも食べられる!
材料
キャベツ 1/4玉
ゆかり(赤しそのふりかけ) 適当
所要時間
5分
作り方
- キャベツを千切りにしてサッと茹でる
- 茹で上がったらボウルへ移す
- ゆかりを振りかけ混ぜる
ポイント
思わず僕も、ザクザクザクザク食べてます。
キャベツは茹で過ぎると、栄養素が流れ出てしまうのでサッと茹でるくらいで。
食材の栄養素
キャベツ:葉酸・食物繊維・ビタミンC・鉄分
しそ:葉酸・カルシウム・鉄
詳しい栄養素の説明はこちら
きのこたくさんスープ
あ、今食べれるかも。という時にすぐに食べられる。体も温まる!
材料
お湯 鍋に1/3くらい
しめじ 1パック
えのき 1パック
キャベツ 1/4玉
ニラ 1/4束
コンソメの素 1かけら
塩 1つまみ
コショウ パラッパラッくらい
所要時間
20分
作り方
- 鍋にお湯を沸かす
- 具材を食べやすい大きさに切る
- お湯が沸騰したらコンソメと2を全部入れて5~10分待つ
- 塩とコショウを入れ、味を調える
ポイント
薄味がポイント。
スープはちょびちょび食べにもってこいのレシピです。
食材の種類もたくさん食べられるし、スープだから残さず栄養を摂取できます。
食材の栄養素
きのこ:葉酸・食物繊維
ニラ:鉄分・カルシウム・食物繊維・カリウム
キャベツ:葉酸・食物繊維・ビタミンC・鉄分
詳しい栄養素の説明はこちら
カリカリ梅とちりめんじゃこのおにぎり
カリカリ梅の酸っぱい感じ、ちりめんじゃこやごまのうまみで、パクパク食べられる!
材料
米 2合
カリカリ梅 1袋
ちりめんじゃこ 1パック
ごま 1つまみ
所要時間
10分
作り方
- ご飯を炊く
- 炊き終わったらボウルに移し、その他の材料を全部混ぜる。
- 混ざったらおにぎりにして、1つ1つラップに包む
- 冷めたら冷蔵庫へ
ポイント
つわり中は温かいご飯の匂いがダメというのが結構多く、嫁ちゃんもそうでした。じゃあ冷たいご飯ならと。おにぎりをたくさん作ってラップに包み、まとめて冷蔵庫へ。これなら匂いも大丈夫。
スーパーに、材料が全部入ったものが売っている所があるので、それを使用するのが一番手っ取り早いです。
食材の栄養素
ちりめんじゃこ:カルシウム・たんぱく質
うめ:クエン酸(胃を元気にして食欲増進。つわりが楽になることも。血行を良くする効果もあり、冷え防止に。)
ごま:鉄分・食物繊維・カルシウム セサミン(精神を安定)
詳しい栄養素の説明はこちら
その他のオススメ
お鍋全般
食べられそうな野菜などの具材を適当に入れ、ダシは色んな種類を買っておき、その日の体調によって味を替えられる。
汎用性が高いので、とってもオススメ。
うちはキムチ鍋がメインでした。
ゼリー
気分が悪くても、喉に流し込めるから大助かり。
カップのゼリーや10秒チャージなどのゼリーをたくさん買っておいて、
好きな時に食べてもらっています。
100%ジュース
飲み物も、今まで飲めていたけど、つわりが始まったら急にダメになった。という事が結構あります。そんなときに重宝するのが、100%パックジュース。1回飲みきりのやつですね。
色んな種類があるから、その日の体調によって飲みたいものをチョイスできます。
買い物の際は必ずパックジュースコーナーへ行き、とりあえず端から端まで1個ずつ買って帰ります。家の冷蔵庫はバラエティーに富んだジュースがいっぱい。
アイス
何も食べられないけど、アイスなら食べれられる。という事もしばしば。
口の中がサッパリするから気持ちが悪いのが少し軽減するそうで、好んで食べてくれます。
果物全般
アイスと同様、口がサッパリするからと、好んで食べてくれます。
みかんやリンゴ、バナナなど。
まとめ
つわり中は、何が食べられるか、何が食べられないか、その日の体調によって全く変わってきます。
いつもは薄味しかダメだけど、急に濃い味が食べたくなった
なんてこともしょっちゅう。
だからそれに応えてあげられるよう、
とにかくたくさん作りましょう。
つわり中は食材を見ただけでも気分が悪くなる時期。
間違っても、つわり中の奥様に毎日料理をさせるなんてことは無いようにしましょう。
今が旦那様の腕の見せ所です。
奥様をしっかりとサポートして、
生まれてくる赤ちゃんを2人で笑顔で迎えてあげられるようにしましょう。
この記事を読んで、1人でもお役に立てたら、幸いです。
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