育児や家事で手一杯!ちょっとの間、スマホを見せているけど、依存したりしないかなあ。
他の家庭では、スマホをどのくらい見せているんだろう。参考にしたいなあ。
赤ちゃんにスマホを見せていたら、「赤ちゃんのうちからそんなの見せるもんじゃない!」って怒られた。。。スマホ育児って、悪いこと?
見せている間に家事とかができるから大助かりなんだけど。。。
発育に影響したりしないのかな。心配。。。
まず、僕には2歳半の娘ちゃんがいますが、スマホ育児をしています。主にYouTube。
この2年半の経験と感想から伝えると、題名を見て分かる通り
・YouTubeを見ても良い
・子育ての負担や不安が少しでも軽減するのであれば、ドンドン活用すべき
と考えています。
今の時代、
スマホを活用しないのは、現実的でない
と思います。
僕たちの親の世代は、
赤ちゃんのうちからスマホなんて見せて。。。
そんなのに頼るもんじゃありません。
なんて言う方もいるかもしれません。
でも、僕はこう思うんです。
僕たちが小さいときは、ビデオテープで録画しているのを見せられてたでしょ。
それと一緒ですよ。
だから、問題ないです。ほぼ毎日、見せています。
悩まれている方、とっても役に立つ内容となっていますので、
是非、最後まで読んでいってください。
他の家庭の現状・平均
とっても気になるところ。
で、他の家ではどのくらい使っているの?
目安として、知っておきたいんだけど。。。
自分の家庭では正解だと思っていても、やっぱり不安。他の家が気になるものです。そんな悩みを解消する為に、調べてみました。
次の表は、2歳~9歳までの年齢別に、スマホを何分見せているか
をまとめたものです。
内閣府の調査ですので、ある程度信頼性はあると思います。
ちょっとデータの数字が小さいので抜粋すると、
- 2歳では67.4分
- 3歳では88.8分
- 4歳では69.4分
となります。なんと、どの年齢も、1時間以上も見せていることになります。
ちょっと、安心しますよね。
2歳から4歳を抜粋しましたが、どの年齢、どの家庭でも、1日のうち1時間以上は見せているようです。
みるとどうなるか
他の家庭の平均が分かったところで次は、
スマホを子供に見せるとどうなるかをまとめました。
パパ・ママに心の余裕ができる
子育ては特に時間がない!
特に共働きなんかしていたら、1分1秒も惜しいはず。
そんな時にはやっぱりスマホ。
好みのYouTubeを流しておいて、その間に家事などをパパッと済ませられます。
知育として活躍しそう
エンターテイメントとして見ているけれど、数のかぞえ方や英語を覚えたりできます。
親が教えてなかった言葉や表現も、YouTubeで学ぶこともたくさん。
見せても良いのか不安になる
今は親が助かっているから良いけれど、そのうちスマホに依存したらどうしよう。
スマホに頼ってしまっていて、将来の発達に影響があったらどうしよう。
目に近づけてみているから、目がわるくならないかなあ。
仕方なく見せているけれど、不安な事はたくさん。
まとめると、やっぱり
見て問題ない
見ると不安
と両方の考えがあります。
次からは、問題ない理由と不安な理由を両方、詳しく書いていきます。
みて不安な理由(デメリット)
まず、スマホ育児に対して不安な理由を挙げていきます。多くの方が、こんな理由からスマホ育児に対してネガティブな感情を持っているのではないでしょうか。
依存してしまう
何かあったらすぐスマホを渡してしまうようになってしまった。
今は良いけれど、そのうちスマホが手放せなくなってしまったらどうしよう。
今すでに、手放さない。。。そろそろやめようかーと言っても、イヤイヤと言って離してくれない。このまま大きくなってしまうのが不安。
目が悪くなってしまう
大人でも目が悪くなっているのに、グングン発達している子供には、目にストレスがかかっているんじゃないかな。。
離して見てねーと言うけれど、理屈が分かっていないから言うことは聞かず、目に近づけてしまう。
パパ・ママとの会話が減ってしまう
スマホ見ている間に家事ができるのは助かるんだけど、もし見せていなかったら、子供と会話しながら家事をできていたのかな。
その分会話が減っているってことだから、やっぱりスマホを見せ続けるのはダメなのかも。
疲れて帰って来て、子供にスマホを見せている間に家事を済ませ、寝る時間になったから就寝。あれ、そういえば今日、子供とまともに会話したっけ?
悪影響なコンテンツを見せてしまう危険性
動きが早かったり、光が点滅したり、子供の目には刺激が強すぎるコンテンツがたくさん。選んで見せていても、おすすめ動画などに出てきて見てしまう不安があります。
勝手に外部やSNSなどに繋がっていないか心配
広告やリンクなどで簡単に外部にアクセスできてしまうのが、YouTubeのメリットでありデメリット。子供にはデメリットとして出てきます。
理解していない状態で外部やSNS等に繋がってしまうと大変。
解決策は後で出てきますが、こちらから。
みても問題ない理由(メリット)
次は、見ても問題ない理由を挙げていきます。
多くの情報を与える事ができる
パパ・ママが子供と遊ぶ事、テレビを見る事以上に、スマホは多くの情報を子供に与える事ができます。
ジャンルも様々。童謡からおままごと遊び、人気アニメや大人も勉強になる海外の動画など。たくさんの情報をスマホ1台で与える事ができます。
色んな事を覚える
多くの情報が頭に入るという事は、そのまま多くの事を覚えることに繋がります。
歌、物の名前、数のかぞえ方、数字、英単語、英語の発音など、本当に色んな事を覚える事ができます。
パパ・ママが考えている以上に、子供は多くの事をスマホから学んでいます。
スマホ操作を覚える
これからの時代、スマホ操作は必須。
今のうちからスマホ操作を覚える事で、これからの時代にマッチしていきます。
物事の区切りを覚える
- あと10分見たら歯磨きしようね
- お風呂入ったら、YouTube見れるよ
など、嫌がってやりたがらない歯磨きやお風呂などに紐づけする事によって、物事の区切りを覚える事ができるようになります。
最初はぐずっていう事を聞いてくれませんが、次第にパッと区切ってくれるようになります。
実際に活用している家庭の実例
ここからは、僕たちの家庭が2年半スマホ育児を行ってきた実例、感想を伝えていきます。
メリットたくさん、デメリット少しです。
全然依存していない
個人差はもちろんあるとは思うのですが、全然依存しません。
見てしばらくすると、飽きます。
スマホも、オモチャの一つとして遊んでいるようなイメージ。
積み木で遊んで、スマホを見て、絵本を読んで、家の中を走り回って。
スマホ依存は心配していません。
会話は十分できている
依存していないので、会話ももちろん普通にしています。
保育園であった事を聞いたり、遊びながら会話したり、絵本を一緒に読んだり。
親が家事をしている間や、自分がどうしても見たくなった時だけはスマホを見ています。
数や英語など、楽しく覚える
親が教えていない事をたくさん覚えます。
数も早いうちから10まで言えるようになっていましたし、英語もなかなかネイティブな発音。海外の知育アニメを見て、遊びながら学べている用です。
「青はブルー!じゃがいもはポテーイートー!」
と、どや顔満載で教えてくれるから、親もビックリ、保育園の先生もビックリ。
『学ぶという事は楽しい事』と思ってくれると、嬉しいですよね。
時間を区切るツールとして活用できている
メリットでも挙げた、
- ○○できたらYouTube見ようね
- ○時になったら、YouTube終わろうね
をしっかりと守ってくれます。
最初は分からずにぐずっていましたが、すぐに理解して区切るようになってくれました。
童謡とかを意外と覚える
童謡アニメも盛りだくさんなので、結構覚えて口ずさんでいます。
かえるの歌やどんぐりころころなど、ジェスチャー付きで楽しそうに歌っているのを見ると、
間違いじゃなかったかなー
と思える事ができます。
スマホ操作は、おじいじゃん・おばあちゃん以上の腕前
スマホ操作は、大人並みです。
おじいちゃんおばあちゃんの操作を、軽く超えてしまっています。
スワイプ操作はもちろん、ピンチイン・ピンチアウトも。
YouTubeの広告、5秒ジーッと待ってからスキップする光景を見た時なんかは、
思わず苦笑いしてしまいます。
確かに、目が悪くなる事に対しては不安
これはやっぱり不安。
近くで見ないでねーと言っても、集中しているからすぐ近づけてしまうですね。
今のところどうもなってはいませんが、今後も言い続けて分かってもらおうと思っています。
どうしても気になる方は、ルテイン等を補給してあげれば成長の妨げも防止できると思います。
不安を解消するための解決法
スマホ育児は必須!と言いながらも、不安を持たずに活用している親なんていません。
ここからは、そんな不安を解消するための方法を伝えていきます。
ルール作りをする
パパ・ママが見てもいいよと言ってから見る
- ダラダラ見防止(時間を管理する)
- どんな動画を見ているのか把握できる
スマホを見ても良いのは○分だけと決める
- ダラダラ見防止(時間を管理する)
- 物事の区切りを覚えさせる
先ほどの内閣府の調査を参考に、1日1時間~1時間半を目安に決めてあげると良いでしょう。
ご飯中、寝る前は使用しない
- ながら見防止
- 家族の会話を大切に
- 睡眠の質を下げる事防止
最低限の制限を掛ける
ペアレンタルコントロール
- パパ・ママが子供がスマホ利用した時間を把握できる
- 利用の制限もできる
パパ・ママと子供のスマホをリンクさせることで、子供のスマホ使用時間などを、親が分かり、管理できるもの。知らない間にスマホを使用していたりする事を防止できます。
フィルタリング
- アプリストアでの購入を制限する
- WEBコンテンツを制限する
- パスワード・本体設定を変更できないようにする
課金できるアプリを制限したり、設定変更できないようにします。
YouTubeの設定で「制限付きモード」にする
- 子供にふさわしくない動画を制限
- 子供向けにカスタマイズする
動画のタイトルで判断されたり、ユーザーの報告によって、制限がかかる為、子供に見せても安心。
このくらいでしょうか。
iPhoneを使用している方は、最低限の制限のやり方がアップルサポートに分かりやすく書いてあったので、こちらを参照。
『スマ放置』にならなければ良い
スマホを子供に与え、親は自分の好きな事ばかりしてかまってあげない
これを「スマ放置」と呼ぶそうですが、
こうならければ、いいと思います。
愛情を持って育てていれば、放置などするはずがありません。
スマホ依存になったらどうしようと子供の事を真剣に考えているパパ・ママですから、
放置するなんて、そんな事は無いはずです。
おすすめYouTubeチャンネル
おすすめというか、娘ちゃんがいつも見ているチャンネルです。
超、王道だと思うので、スマホ育児されている方でしたら知っている方の方が多いと思いますが、いくつか紹介していきます。
もしこれからという方は、参考にしてください。
キッズライン
言わずと知れた、登録者数日本一のチャンネル。
おもちゃやお菓子の紹介、おままごとやアニメなど、子供はもちろん、親が見ても楽しめるチャンネル。ずーっと流していても、飽きません。
Super JoJo(スーパージョジョ)
歌や童謡を、可愛らしいキャラクターが歌ってくれる。
積み木遊びの歌や指の歌で遊びを覚えたり、楽しく歯磨きやねんねができる歌もたくさん。
アニメキッズanimekids
おままごとが主なチャンネル。
たくさんのおもちゃを使って、楽しくおままごとをしているのを親子揃ってみています。
まとめ
スマホが普及して間もないので、スマホ育児についてはまだ結論が出ていません。
でも、正しく活用すれば、悪いどころか成長に役立つツールだと考えています。
一日中、スマホを与えてしまっては問題ですが、
うまく活用して、上手に育児をしましょう。
この記事を読んで、1人でもお役に立てたら、幸いです。
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